令和6年度

③ 令和6年度決算第二特別委員会【都心臨海部の魅力創出】答弁

会議日:令和6年10月8日
( 決算第二特別委員会( にぎわいスポーツ文化局 ) )

 都心臨海部の魅力創出【にぎわい創出戦略課】

しらい 亮次

次に、都心臨海部の魅力創出について伺います。 

都心臨海部に様々な魅力的な観光資源を創出させていくことで、多くの来街者の方々が、その魅力的なスポットを数多く回遊していただくこととなります。そして、そのことで市内における滞留時間が延長され、ひいては、宿泊促進につながっていき、横浜経済を活性化させていくことになると考えます。

その考え方のもと令和6年第1回市会定例会局別審査では、ナイトタイムエコノミーの推進が図られる、年間を通して打ち上げられる5分間の花火「横浜スパークリングトワイライト」についてさらなる充実を図るよう質問をさせていただきました。

しらい 亮次

そこで、まず、今年度の「横浜スパークリングトワイライト」の充実内容について、《にぎわい創出戦略部長》に伺います。

にぎわい創出戦略部長

昨年度の打ち上げ回数9回を今年度は25回に増やし、さらに特別協賛の仕組みを導入し、4回分のご協賛をいただきましたので、総打ち上げ回数は29回となりました。

更に、これまでの地元イベントとの連動した花火に加え、今年度からはさらにパウ・パトロール、プリキュアなどの人気IPコンテンツと連携し、キャラクター等のイメージカラーの花火を打ち上げることで、より多くの方々に楽しんでいただけるよう取り組んでいます。

しらい 亮次

花火は、多くの市民や来街者の方々が楽しみにされるコンテンツですので、引き続き、充実に取り組んでいただきたいと思います。

ナイトタイムエコノミーは一定の推進が図られていますが、一方で、横浜は朝のコンテンツが弱いと言われています。翌日の朝から楽しめるようなコンテンツがあることで、より宿泊促進につながると思います。

しらい 亮次

そこで、宿泊促進に繋がるモーニングコンテンツを充実させるべきと考えますが、《局長》の見解を伺います。

局長

宿泊を促進するためには、早朝から楽しめるコンテンツの充実は非常に重要だと考えます。昨年度は、GUNDAM FACTORY YOKOHAMAと連携し、営業時間前に入場できる特典付宿泊プランを造成しました。また、横浜観光公式ウェブサイトでは、横浜中央卸売市場の見学ツアーやSUPツアーなど、朝の横浜を楽しむことのできるコンテンツを紹介しています。引き続き、横浜に宿泊したくなるような魅力的な朝のコンテンツを充実させていきます。

しらい 亮次

多様な主体が連携して、宿泊促進や滞在時間延長に取り組んでいることがよく分かりました。ぜひ、夜と朝の両面からコンテンツの充実をお願いします。

さて、全国各地で「謎解き」がたいへんな人気となっています。施設の中で行われているもの、街中を移動するタイプのものなど規模は様々ですが、話題の企画では、数万人もの集客があるとも言われており、横浜においても有効な集客コンテンツになるのではないかと思っています。

しらい 亮次

そこで、市内での「謎解き」イベントの実施状況について、《観光MICE振興部長》に伺います。

観光MICE振興部長

市内においては、横浜ランドマークタワーのスカイガーデンや高島屋など、観光施設や商業施設を中心に謎解きイベントが実施されており、横浜観光公式ウェブサイトにおいて紹介しています。

本市所管施設でも同様に、横浜マリンタワーや帆船日本丸・横浜みなと博物館で謎解きイベントを実施しています。

しらい 亮次

実際にその場所に行ってみないと解けない謎を設定することで、例えばマリンタワーから見ないと解けない謎解きなど、立寄り箇所を指定することができるため、地域の観光資源の回遊促進にもつながると感じています。

しらい 亮次

そこで、様々な「謎解き」イベントを都心臨海部の回遊性向上に繋げるべきと考えます《局長》の見解を伺います。

局長

謎解きイベントは、集客効果に加えて、参加者が楽しみながら街の魅力を深く理解でき、あわせてエリア全体の回遊性向上も期待できます。

こうした謎解きイベントの情報をしっかりつかみ、引き続き、横浜観光公式ウェブサイトで発信することなどにより、引き続き回遊性の向上を通じたにぎわいづくりに繋げます。

しらい 亮次

業者が、謎解きを導入したいと考えても、オーダーメイドであることなどから導入コストが負担となり、断念することもあるようです。市観光協会と連携しながら、様々な支援策の検討をお願いします。

一日を通して横浜での滞在を楽しんでいただけるよう、都心臨海部の観光コンテンツがますます充実していくことを期待して、次の質問に移ります。

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