令和6年度

② 令和6年度決算第二特別委員会【都筑区民文化センター】答弁

会議日:令和6年10月8日
( 決算第二特別委員会(にぎわいスポーツ文化局 ) )

 都筑区民文化センター【文化振興課】

しらい 亮次

次に都筑区民文化センターについて伺います。

都筑区民文化センター、8月15日に無事竣工。やっとできましたね。

 ここで、改めて文化施設用地の歴史をお伝えできればと思います。ここはですね、文化施設の整備予定地として位置付けられてから30年以上塩漬けの状態だったんです。

 2011年に、我が党のくさま剛前市会議員が先代の大久保純男元市会議員から、君の大きな仕事は、この塩漬けになっている文化施設用地を形にしていくことだと言われ、全力で取り組んだからこそ、ここまで形にすることができたのだと認識しております。

しらい 亮次

塩漬けの期間も、どうにかして文化の中心を作りたいということで、地域の方々で夢スタジオという施設を作って盆踊りをしたり、様々なイベントを開催したりしていました。こちらの画像は区民文化センター建設の決起大会の様子です。

坪2万足らずで地域の文化形成のためにと土地を売却した方々の多くは鬼籍に入ってしまいましたが、多くの区民の皆様の思いが込められた基本構想も策定され、竣工に至ったこと、大変嬉しく思っています。

しらい 亮次

おかげさまで、こんな素敵なホールになりました。

現在、開館に向けた準備が進められているところかと思います。都筑区民文化センターの開館は令和7年3月で、施設利用抽選申し込みも来月11月1日から始まると聞いていますが、今後、都筑区民文化センターの運営にあたっては、魅力的な自主事業を企画するだけでなく、歴史的な経緯を考えると地元の文化団体や地域の皆様との連携は必要不可欠だと思います。

しらい 亮次

そこで、地域とどのように連携していくのか、《文化芸術創造都市推進部長》に伺います。

文化芸術創造都市推進部長

都筑区民文化センターを管理・運営する指定管理者の公募時における提案では、都筑区の文化芸術に精通する地域コーディネーターを配置することや、区民からの企画を公募する事業の実施などが示されています。

現在、指定管理者と都筑区が中心となり、具体化に向けて検討を進めており、区民文化センター開設を契機として、地域の皆様と連携したにぎわいづくりに取り組んでいきます。

しらい 亮次

都筑区民文化センターとボッシュ本社の竣工セレモニーでは、ボッシュ社からも指定管理者と密接に連携しながら、施設一帯でさまざまなイベントやプログラムを企画、実施していきたいというお話がありました。ボッシュの皆様にも、地域の歴史を理解していただくことが大変重要だと考えています。

しらい 亮次

そこで、今後、開館に当たって期待することを《局長》に伺います。

局長

区民文化センターとボッシュ本社との間に全天候型広場が整備されています。市民の皆様に楽しんでいただける様々なイベント等が実施されます。また、ボッシュ本社1階のカフェや会議室を市民の皆様にもご利用いただくと聞いています。

また、この立地が、センター北駅とセンター南駅の2つの駅の中間に位置することからも、区民文化センターとボッシュ社が連携し、周辺の一体的なにぎわい創出や地域の活性化に寄与することで、都筑区の新たなシンボルになることを期待しています。

しらい 亮次

都筑区民文化センターができたことで、周辺エリアに区内外から多くの方がお見えになるのは大変喜ばしいことです。一方で、周辺エリアでは、以前から土日を中心に交通渋滞が発生しています。都筑区民文化センターには来館する方への公共交通機関の利用を推奨してもらうことや、横浜市、警察、商業関係者等が協力し、引き続き渋滞対策に取り組んでいただくことを改めて要望して、次の質問に移ります。

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