会議日:令和6年10月10日
( 決算第二特別委員会( 教育委員会 ) )
廃油回収など企業等と連携した学習【小中学校企画課】

先日、市内の小学校で行われた、児童の家庭から排出された油や賞味期限切れで使用できなくなった配食油を回収する実証実験について、説明を受けました。1クラス28名を対象に2週間程度実施し、約5リットルの廃食油を回収することができたとのことで、その成果もさることながら、サーキュラーエコノミーや再生可能エネルギーの学習にもつながり、振り返りに「家に帰ったら家族と話す」と記載した児童もいるなど、充実した取組となったそうです。
これは私や鴨志田議員も所属している横浜青年会議所も率先して取り組んでいる事業ですが、このように、企業等と連携した環境学習には、学校の中だけでは生み出せない成果が期待できますが、どの企業等にどのように連絡を取っていいか、わからない、調べる時間が無い先生もいるのではないでしょうか。

そこで、企業等と連携した環境学習に向けた、学校と企業等とのマッチングについて、学校教育企画部長に伺います。

企画部長
ご指摘ありましたとおり、横浜市では、「総合的な学習の時間」等において、企業等と連携した社会課題の解決に取り組むことで、社会の中での自分の役割を意識し、持続可能な社会の実現に向けて行動する力の育成に取り組んでいるところです。
今お話ありました企業等とのマッチングについては、協力いただける企業等の一覧を内部ネットワークに掲載するとともに、一部の事業では政策経営局や市民局と連携してマッチング先を調整するなどの支援を行っております。

小学校で集めた廃食油でバイオディーゼルを作り、横浜でエアレースをして子どもたちに見てもらう。横浜青年会議所は真剣に考えていますので、
今後の廃油回収等、体験的な環境学習の広がりを期待して、次の質問に移ります。