令和7年度

⑥ 令和7年度決算第一特別委員会【公園愛護会活動の現状と課題】答弁

会議日:令和7年10月16日
( 決算第一特別委員会( みどり環境局 ) )

公園愛護会活動の現状と課題【環境活動事業課】

しらい亮次

次に、公園愛護会活動の現状と課題について伺います。

公園愛護会の皆様が、日常的な維持管理活動等にご協力をいただいたくことで、身近な公園が、きれいに保たれています。

一方で、公園愛護会活動は、高齢化等に伴い、活動が停滞しているところもあるのではないかと思います。

そこで、公園愛護会の活動の現状について、どのように把握しているのか、公園緑地部担当部長に伺います。

公園緑地部担当
部長

公園愛護会からは、毎年度の活動報告書を通じ、清掃活動やイベント等の開催状況と併せ、活動等に関する様々なご要望等もお寄せいただいています。

また、公園を所管する土木事務所等には、公園愛護会コーディネーターを専属で配置し、公園愛護会への日常的な活動支援により、現状を把握するとともに、様々な相談に対応しています。

しらい亮次

公園愛護会の抱える課題は、公園の特性やメンバーの年齢層などによって、それぞれ異なると考えますが、活動を継続するためには、新しい力を導入する必要があると思います。一方で、都筑区は区民活動が活発で、公園の清掃などを含め地域のためになる活動を展開している団体があります。

例えば、先日、都筑区で実施された緑道クリーン作戦には地域の親子連れを中心とした方々が100名以上集まり、大成功に終わりました。愛護会には入りづらいけど、清掃に興味がある方は多くいらっしゃいます。このような力を愛護会活動と連携させていくことが有効ですし、愛護会だけに責任を押し付けない新たな形になると思います。

活動の支援にあたっては、メンバーの年齢層など可能なものはデータで分析するなど、愛護会ごとの課題を把握し、その課題に的確に対応した支援策を展開することが必要ですし、現場の土木事務所の理解や積極的な対応が肝要です。

そこで、公園愛護会毎の課題に応じた支援策の進め方について、局長に伺います。

局長

公園愛護会の活動が継続し、さらに活発になるよう、愛護会毎の活動状況や課題等のデータを具体的に把握して、支援を充実させていくことが重要だと考えています。

高齢化による担い手不足など、公園毎の様々な課題に対して、他の地区での先行的な取組や成功事例なども参考に、愛護会や地域の状況にあわせて、同じ地区内の地域活動との連携や、デジタル技術の活用も含め、活動の継続、活性化につなげる方法を幅広く検討していきます。

しらい亮次

公園は、子どもから大人まで地域の皆様が集う交流の場であり、花や緑を通して、季節の移ろいを感じる場であります。公園愛護会活動に尽力いただく皆様への感謝の思いを持ちながら、しっかりと活動をお支えしていく必要があります。

市長も全ての施策にデータを活用すると言ってますし、データによる分析、活用をしながら、公園愛護会毎の様々な支援策を、効果的な方法で進めていただくことを期待します。 実際に1人や2人で愛護会を運営しているところもあります。何度も言いますが、公園愛護会だけに責任を押し付けるのではなく、地域全体でみどりを守れる体制の構築を強く要望して次の質問に移ります。

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