令和7年度

⑦ 令和7年度決算第一特別委員会【公園や市民の森の木陰や水辺を生かした環境整備】答弁

会議日:令和7年10月16日
( 決算第一特別委員会( みどり環境局 ) )

 公園や市民の森の木陰や水辺を生かした環境整備【公園緑地事業課】

しらい亮次

次に、公園や市民の森の木陰や水辺を生かした環境整備について伺います。

これについては、令和6年第3回定例会/決算特別委員会において、我が党の磯部議員より「公園における夏の暑さ対策」について質問し、

また、先日の総合審査においても、同じく磯部議員より、公園の夏の暑さ対策について、改めて質問を行い、市長からは、「緑豊かな公園や市民の森の木陰・水辺を生かし、涼しく過ごせる環境づくりに取り組む」との答弁がありました。

特に、今年の夏は、これまでにない酷暑となりましたが、私自身、真夏に都筑区の緑道を歩いた際、市街地とは明らかに体感温度が異なることを実感しました。

磯部議員の質疑にもありましたが、保土ケ谷区にある陣ケ下渓谷公園は、市内で唯一の自然渓谷がある樹林地主体の公園で、日ごろから散策等で賑わっており、夏場は特に子どもたちの渓谷部での水遊びが活発です。

しらい亮次

現在、この公園の渓谷部分は川を歩いて渡るようになっており、園路が分断された状態であり、安全の課題もあるように感じています。

公園の回遊性を向上し、自然渓谷の魅力を十分に発揮するための取組も必要と考えます。

このように、緑豊かな公園や市民の森にある木陰や水辺は、暑さをしのぐ空間としても大変重要な役割を果たしており、市民が涼しく快適に過ごせる環境を維持・整備していくことが求められます。

そこで、公園や市民の森の木陰や、水辺の活用を促進する具体的な取組について、局長に伺います。

局長

横浜の緑に関する市民意識調査では、散策などの利用ができる歩道などが整備された森など、自然とふれあう活動への関心が高く、市民の皆様が緑の効果を実感できる環境整備が重要だと考えています。

陣ケ下渓谷公園は夏でも涼しく過ごせる場所として多くの市民の皆様に利用されていますが、残念ながら園路が途中で分断されていますので、園路の改修や橋の設置など、園内の回遊性を確保し、さらに散策利用を促進する取組を検討しています。

公園や市民の森が、より多くの市民の皆様にとって豊かな自然を楽しみ、夏でも涼しく過ごせる場となるよう、取組を進めていきます。

しらい亮次

公園や市民の森をはじめ、緑道等も含めたみどりの空間が、子どもたちにとっても魅力的で夏でも涼しく過ごせる場として、より多くの市民に親しまれることを期待します。

陣ケ下渓谷公園での(つり)橋の設置は、地域からも長年要望があり、公園の魅力向上に大きく寄与します。

また、ますます厳しさを増す夏の暑さ対策のためにも、市内の公園や緑地において、自然環境を活用する取り組みを積極的に進めていただくよう要望し次の質問に移ります。

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