令和7年度

⑨ 令和7年度決算第一特別委員会【公園の柔軟な利活用】答弁

会議日:令和7年10月16日
( 決算第一特別委員会( みどり環境局 ) )

 公園の柔軟な利活用【公園緑地管理課】

しらい亮次

次に、公園の柔軟な利活用について伺います。

本市では、公園でのイベント等の開催にあたっては、一般利用者の支障とならないことや、安全面の確保を前提としながら、利活用を進めてきました。今後は、より一層柔軟に民間からのアイディアを積極的に受け入れてほしいと思います。

今日に至るまでも市民の皆様や団体などを対象に、公園を活用する企画を広く募集する取組を実施したと伺っていますが、

そこで、公園を活用した企画の公募に関する実績について、公園緑地部長に伺います。

公園緑地部長

公園の活用の可能性を広げるため、個人や事業者などから、公園でやりたい企画を提案いただき、その実現を市が支援する「はま・ゆめパーク」の取組として、こどもたちも楽しめるスーパーカー等の展示や、チアリーダーのパフォーマンスなど、これまで14件のイベントが実施されました。

またこの他に、こども自然公園でのYokohama Nature Weekなどの集客イベントや、山下公園でのパークヨガ等、公募で選定された事業者により、魅力あるイベントが実施されています。

しらい亮次

このような取組みをぜひ継続していただきたいと思います。

しらい亮次

例えば、先月、私や鴨志田市議が所属している横浜青年会議所の主催により、根岸森林公園にて小学生向けのイベント「熱気球フライト体験」が開催され、参加した子どもたちは、空高くから横浜の街を眺めながら、普段体験できないフライトをとても楽しんでいました。

公園で熱気球を上げる、という発想はなかなか出てくるものではないと思いますが、実際に開催されてみると、根岸森林公園にピッタリの素晴らしいイベントでした。

今後も、このような民間事業者等と連携した公園の利活用が一層進むことで、公園の持つ可能性がさらに引き出されると考えます。

そこで、公園の柔軟な利活用に関する取組の方向性について、副市長に伺います。

副市長

横浜市には、多くの来街者が訪れる都心部の観光公園、郊外の自然豊かな公園、市民生活に身近な公園など、色々な公園があり、それぞれ市民の皆様に親しまれています。

これらの公園の特徴を生かしながら、これまでにない利活用を進めることで、公園の魅力向上はもちろんですが、まちの賑わい創出や地域課題の解決にもつながるものと考えています。

これまでの活用範囲にとどまることなく、新たなチャレンジも含めて、民間事業者など多様な主体の優れたノウハウあるいはアイデアをいただきながら、公園の柔軟な利活用をより一層推進していきます。

しらい亮次

都筑区は緑道と公園で豊かな緑のネットワークを形成しています。現在、緑道の利活用について意見募集のスキームを検討しており、ドッグラン併設カフェなどのニーズも寄せられています。公園のまちヨコハマの一環として、民間事業者と連携した公園・緑道利活用を進めることで、市民サービスの向上と地域活性化につながることを期待して次の質問に移ります。

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