会議日:令和7年10月14日
( 決算特別委員会( 都市整備局 ) )
二ツ橋北部における三ツ境下草柳線等沿道地区の整備について【二ツ橋北部土地区画整理事務所】

次に、二ツ橋北部における 三ツ境下草柳線等 沿道地区 土地区画整理事業についてお伺いします。

当該地区の位置関係を示したものです。現在は赤色で示したエリアで第1期の土地区画整理事業を行っています。西側の青色で着色したエリアが第2期として事業化に向けた検討を進めている地区です。東西には相鉄線が走っており、北側はGREEN×EXPO2027の会場となっています。
当事業が行われている瀬谷区では、GREEN×EXPO2027の開催に向けて、その周辺エリアでの道路整備等が急ピッチで進められていると認識しています。現在、都市整備局では、第1期土地区画整理事業に取り組んでいますが、この事業の中で三ツ境下草柳線の一部を整備することで、三ツ境駅からGREEN×EXPO2027会場へのシャトルバスの輸送ルートの一部を整備することができます。

左の写真が第1期地区の現在の整備状況です。工事も大詰めを迎えている状況が分かります。右側の写真が第2期地区周辺の道路の現況です。このような渋滞が日常的に発生しています。
第2期では、三ツ境下草柳線をさらに瀬谷駅前まで延長する計画となっており、完成すれば、瀬谷駅から三ツ境駅に至る東西方向の交通利便性が格段に高まるだけなく、横浜市の西部地域の道路ネットワークを形成するうえでも、重要な役割を果たすことができます。計画地区には住宅が建ち並んでおり、多くの方々が住んでおられ、地権者の方も200人以上おられると聞きました。(先ほど私の地元である東山田地区でも触れましたが、)事業を進めるには、この方々の理解と協力が不可欠です。
そこで、第2期地区のこれまでの地元対応の状況について、市街地整備部長に伺います。

第1期地区の完了も近づいてきたことから、昨年度から、改めて全地権者を対象と
した説明会で土地利用計画、減歩、移転補償、スケジュールなどについて説明を行っ
てきたほか、地権者約250人に対し、個別に面会し、将来の居住や資産活用などの
意向をお伺いしてきました。このほかに、随時、借家人の対応や土地の売却など、個
別のご相談にも応じています。

引き続き丁寧な対応を行っていただきたいと思います。
この事業では、三ツ境下草柳線の整備に合わせて、無電柱化や雨水調整池の整備などにも取り組むことで、沿道だけでなく、周辺地域の防災性の向上にも資する効果もあるため、一日も早い事業化が望まれます。
そこで、第2期地区の今後の予定と事業化に向けた意気込みについて、都市整備局長に伺います。

地域の皆様のご理解が深まっていることや、事業計画の検討も年度内には概ね完了
することから、今後、必要な法定手続等を着実に進めまして、令和9年の事業化を目
指していきます。三ツ境下草柳線は、都市計画決定から長期間が経過しており、早期
の事業実施を望む声に応えていくためにも、職員一丸となって、事業化に向けて取り
組んでまいります。
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