令和7年

100年かかる自転車通行空間の整備を大幅短縮!

横浜市では「自転車ネットワーク計画」に基づき、ネットワーク路線や重点エリアにおいて自転車通行空間の整備が進められております。
来年4月には改正道路交通法が施行され、自転車の交通違反に反則切符制度が導入されます。
これにより、従来から原則違反であった歩道走行が一層厳罰化され、多くの利用者が車道を走行することになると思います。
地域の皆さまからは「どこを走ればよいのか分からない」との声が多数寄せられており、安心して安全に走行できる環境整備が急務です。

都筑区の港北ニュータウンも重点エリアに位置付けられておりますが、一部を除き整備は進んでいないのが現状です。
市全体では約360kmの計画に対し、整備済みはわずか100km。現状の年間2~3kmのペースでは完了に100年を要してしまいます。
このままでは到底間に合いません。だからこそ、先日の決算特別委員会の道路局審査において整備加速を訴え、矢羽の間隔を現行10mから20mに広げ、倍速で整備を進めるとの答弁を得ました。
そして、さらに一歩踏み込んだ、矢羽の間隔を30mにする実証実験も都筑区のすみれが丘で新たに検討されます。効率的な整備の可能性を探る重要な取り組みです。

自転車通行空間の整備は喫緊の課題であり、国費に頼るだけでなく市費を確保し、スピード感を持って推進すべきです。
来年4月の法改正を契機に、横浜の自転車環境を大きく前進させるため、引き続き予算確保と効率的な整備を強く要望してまいります。

横浜市会議員:しらい亮次

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