延伸の意義
高速鉄道3号線延伸、いわゆるブルーラインのあざみ野駅から新百合ヶ丘までの延伸は、単なる鉄道の延伸ではありません。
横浜市と川崎市を結び、首都圏全体の交通ネットワークを強化することで、私たちのまちの可能性を大きく広げるプロジェクトだと考えます。
移動時間の短縮はもちろん、先日起きた田園都市線の脱線事故を鑑みても、災害時の代替ルートの確保、広域的な都市間連携の強化など、暮らしの安心と経済の活力を支える基盤となります。
現在の取組状況
くさま剛衆議院議員が当時横浜市会議員だった際に、川崎市の福田市長と調整を行い、2019年に事業化が決定し、2020年にはルートと駅位置が決定しました。しかし、その後のコロナ禍を経て、乗客数の減少や昨今の物価高の影響で、一旦計画の見直しを行っているところです。
今後は民間の鉄道会社と同じ発想で、新駅周辺のまちづくりにより乗客数を増やしていく計画が必要となっております。
沿線まちづくりと一体で進める
まちづくり計画については、駅周辺のグランドデザイン策定や民間活力を活かした土地利用、交通結節機能の強化など、都市整備局と川崎市が連携して進めています。
まちづくりによって沿線の魅力を高めることが、鉄道事業の採算性を確保する鍵です。
私自身、地元のまちづくりに関わってきた経験から、この重要性を強く感じています。
国への働きかけを加速
事業着手には国の鉄道事業許可や補助事業採択が不可欠です。
国土交通省の答申で位置付けられているものの、財政負担や採算性の課題を乗り越えるため、国との協議をさらに強化し、補助制度の活用を目指します。私たちの声を国に届け、理解と支援を得ることが、このプロジェクトの成否を分けます。
国政に打って出たくさま剛衆議院議員の手腕を最大限発揮していただきたいと思います。
私の決意
この事業は、都筑区だけではなく、横浜市北西部の未来を切り拓く希望です。
鉄道整備とまちづくりの両輪で推進し、川崎市との連携をさらに深め、国への働きかけを加速します。
2023年の当選時から、一丁目一番地の政策として実現に向け動いてまいりました。
一日も早く事業着手できるように くさま剛衆議院議員と一緒に邁進してまいります。
横浜市会議員:しらい亮次