令和8年度

③ 令和8年第1回市会定例会【認知症対応型通所介護事業所における認知症ケア】答弁

会議日:令和8年3月2日
( 予算特別委員会( 健康福祉局 ) )

認知症対応型通所介護事業所における認知症ケア

しらい亮次

次に通所介護施設における認知症ケアついて伺います。

介護現場における認知症ケアの重要性については、昨年第4回市会定例会において、一般質問の場でも述べさせていただきましたが、やはり私は認知症ケアにおいて、可能な限りご本人の状態を改善し、生活の質を高めることが大切だと思います。
 認知症の方々への対応は、症状や背景が一人ひとり異なり、マニュアルだけでは十分ではありません。

そのため、認知症対応型通所介護事業所の現場においても、職員が柔軟な発想で、その人の生活歴や興味関心に合わせたケアを行うことが、症状の改善や進行の抑制に効果的だと考えています。

そこで、認知症対応型通所介護事業所で働く職員を対象に、本市としてどのような取組を行っているのか高齢健康福祉部長に伺います。

高齢健康福祉部長

本市では、認知症の方一人ひとりに寄り添った支援を実現するため、認知症対応型通所介護事業所等の職員を対象に、専門性向上のための研修を実施しています。

研修では、相手の感情や言動を否定せず受け止めて心の安定を促す「バリデーション」や、目線・声かけ・触れ方・立ち位置を意識した関わり方で安心感を高める「ユマニチュード」など、最新のケア技法を学ぶ機会を提供し、介護現場で質の高いケアが実践できるよう支援しています。

しらい亮次

実際に、事業所では、利用者の得意な作業を活動に取り入れたり、地域との交流を工夫することで、利用者の意欲が高まり、症状が安定したとの声も聞いています。
 こうした好事例を多くの事業所で共有・実践していくことができれば、認知症の方がより安心して過ごせる環境づくりに大きく寄与すると思っています。

特に、優れた実践例をモデル化し、横展開していくことが効果的と考えます。

そこで、好事例をどのように他の事業所へ広く展開していくのか、健康福祉局長の考えを伺います。

健康福祉局長

それぞれの事業所では、認知症の方が安心して過ごせるよう、様々な工夫を凝らしたケアが実践されています。

こうした取組が事業所間に広がることは、支援の質を高めるうえで大変重要と考えています。

本市としても、ケアの質を高める研修の実施に加え、認知症デイサービス協議会等の関係団体との連携を通じて、現場から寄せられる優れた取組の横展開が進むよう、引き続き取り組みを進めてまいります。

しらい亮次

柔軟で創意工夫のある認知症ケアが広がるよう、ぜひ実効性ある取組の検討を進めていただきたいと考えています。認知症の方に寄り添う取組がさらに進むことを期待して、次の質問に移ります。

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