横浜市東部地域療育センターの視察

視察

同期と一緒に横浜市東部地域療育センターの視察を行いました。
横浜市では0歳から小学校期までの障がいをもった子どもたちやご家族を支援するために、18区全てを網羅できるよう9カ所の地域療育センターを運営しています。

東部地域療育センター00

東部地域療育センター

今回視察したのは神奈川区と鶴見区を担当している東部地域療育センター。
サービスとしては、相談→診察→療育の流れで、どのフェーズもご家族に親身に寄り添えるような工夫が施されていました。
東部地域療育センターでは年間約1000名からのご相談がありますが、2週間以内にはご回答できるよう努めており、この「ご相談」のフェーズが大切だと考えています。

周りの子どもに迷惑をかけたくないとの気持ちで段々とママ友パパ友等と疎遠になり、誰に相談していいかわからなくなってしまうご家族の方々は不安に押し潰されてしまいます。
子どもが減っているにも関わらず相談数は増えている事を鑑みても、ご家族の不安が相当なものだと判断できます。

東部地域療育センター

相談ルーム「ひろば」を展開

そこで、横浜市は増えつつある相談数に対応するために、親子で安心して過ごせる場であるとともに、保護者の不安な気持ちを支えていく相談ルームとして、親子で遊べる「ひろば」を展開しています。
ここでは親子が保育士と遊びながら相談もできるので、顕在化していなかった不安や問題点を把握することができます。
但し、予算が限られる中、増えつつある相談に対応するために物理的な箱を作り続けるのは限界があります。

今後は箱を増やすと共に、DX化(オンライン相談)など、あらゆる方法を使ってご家族の不安を取り除いていけるようにしていかなければならないので、同期一同引き続き取り組んでいきたいと思います。

横浜市会議員 : しらい亮次

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