会議日:令和8年2月24日
( 予算特別委員会( 経済局 ) )
実証実験支援

次に、実証実験支援について伺います。
スタートアップや企業が新たな技術を活用したプロダクトやサービスを立ち上げる際には、実際のフィールドで検証を行い、課題を把握するとともに、事業化へ向けた道筋を明確にするため、実証実験が欠かせない要素となっています。
このため、実証実験の支援を行うことは、スタートアップや企業の挑戦を後押しする上で極めて重要であり、本市においても、実証計画への助言や実証フィールドとの調整といった伴走支援を行っています。
また、令和6年度からは新たにスタートアップに対して、実証経費の助成を行うなど、「実証実験しやすい街」として取り組みを進めているところかと思います。
そこで、令和6年度からの実証実験支援の実績と支援対象になった企業からの声について、ビジネスイノベーション部長に伺います。

6年4月から7年12月末時点での累計で、28件の実証実験が実現しています。この
中では、成長が見込まれるAI、半導体分野のスタートアップの技術実証や、市民の
がモニターとして参加をしていただく自動運転の実証実験があります。
令和8年第1回市会定例会 局別審査(経済局)(2月24日)
対象の企業から、「実証の成果をきっかけに資金調達に繋がった」、「市職員が関
わることで迅速に実施ができた」といった声をいただいています

ぜひ、これまでの実証支援で得られた知見やノウハウを積み上げながら、支援を進めていただきたいと思います。
そこで、令和8年度における実証実験支援の方向性について、局長に伺います。

実証ワンストップセンターに窓口を一本化し、事前相談を強化することで、フィー
ルド調整や、協力先の確保などを円滑に進め、十分な実証期間の確保や、適切な実証
手法の提供など、ビジネスの成長に繋がる効果的な実証実験となるよう支援してまい
ります。
また、実装に繋がる事例を増やしていくことで、VCと連携し、その投資先である
有望なスタートアップによる実証実験を重点的に呼び込んでいきたいと考えています。

令和8年度も、ぜひ引き続き積極的に進めていただきたいと思います。
さて、様々な実証の中でも、私は特に旭区における自動運転バスの実証に注目しています。本実証は、当初はズーラシア近くの限られた区間で実施してきたものが、今年度は、鶴ヶ峰駅からズーラシアまでの、実際のバス路線の実証に発展しています。深刻化する運転手不足への対応や公共交通の維持に向けた解決策として非常に重要であり、今後も実証への支援を進め、社会実装につなげていくべきと考えます。
そこで、自動運転バスの走行実証について、今後どのように展開していくのか、局長に見解を伺います。

社会実装の実現のためには、遠隔監視の通信速度や、経済性、地域の理解など、
様々な課題があり、実証実験を積み重ねていく必要があります。
本市としては、継続的に実証実験が実施できるよう、地域への説明や関係者との調
整など、行政としてできる役割をはやしてまいりたいと考えております。
また、現在の実証は、総務省の採択を受けて実施しております。国も自動運転の早
期実装を目指していることから、引き続き、国の支援を受けられるよう企業とともに
取り組んでいきます。

自動運転をはじめとした新技術の社会実装は、市民生活の質の向上や地域課題の解決にも直結する重要な取り組みです。フィールドを有する関係局との連携を図って、横浜での実装に向けて支援を進めていただきたいと考えます。
また、実証実験の支援には、規制緩和が必要なケースもあると思います。国の制度と関わる部分はあるものの、規制緩和も視野に入れて、本市としてぜひダイナミックな実証支援を行っていただきたいと考えます。
現状、スタートアップで最大のライバルは渋谷になろうかと思いますが、渋谷になくて横浜にあるのは港です。
荷役、輸送、警備、インフラ点検、物流動線の最適化など、まさにフィジカルAIが価値を発揮する領域の宝庫です。港を忖度せずにどう解放できるかが横浜の未来を描くための鍵だと思います。海洋都市横浜として、忖度のない環境が醸成されることを期待し、次の質問に移ります。
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