水辺愛護会の作業環境

緑道保全

水辺愛護会の作業環境を改善!

行政の縦割りはいつも問題になっていますが、実は愛護会にも縦割りが存在します。
愛護会は一般的に公園愛護会と水辺愛護会で分かれていますが、公園は環境創造局、水辺は道路局が管理しているので、その縦割りから生じる課題も当然出て来ます。

ある水辺愛護会から、「高齢化が進み、肩からかける草刈り機だと作業が辛くなってきたので、自走式の草刈り機を市で購入しても売らえないか?」と相談がありました。
市は公平性を重んじるので、1つの愛護会だけに草刈り機を購入できません。

そこで、愛護会の予算で買えないか検討してみましたが、予算は軍手や袋などの消耗品や、箒などの道具の購入に充てられるので、到底17万円もする草刈り機は買えません。

草刈り

では、少しずつ積み立てれば良いのでは?と考えるかもしれませんが、愛護会の予算は単年度で消費しなければならないので、次年度への積み立ても出来ません。

さあ困った、と諦めてしまっては課題は解決できないので、私は、自走式の草刈り機を一旦、市で購入し、それをどの水辺愛護会も借りられるようにすれば公平性を保てるのではないか、と道路局河川企画課に提案させて頂きました。

この度、この提案が受け入れられ、取り急ぎ1台ですが、河川企画課の予算で自走式の草刈り機をを購入しています。環境創造局が所管する公園愛護会では、草刈り機など当たり前のように土木事務所から借りることが出来ている中、道路局が縦割りの中で盲点となってしまった1例と言えます。

引き続き、愛護会の存続のために取り組んでまいります。

横浜市会議員 しらい亮次

 

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