横浜の部活動を続けるために、今こそ予算の拡充を

対策

横浜市の市立中学校には、約3,000の部活動があります。
そのすべてを地域に広げていくことは簡単ではありませんが、部活動は子どもたちが仲間や先生、先輩後輩と関わりながら成長していく大切な場です。

私自身も中学時代は野球部で、毎日白球を追いかけていました。
顧問の先生に叱られたり励まされたりした経験は、今でも私の支えになっています。
だからこそ、横浜の子どもたちにも、同じように豊かな経験をしてほしいと強く願っています。

ただし、部活動では、前向きに関わりたい教職員がいる一方で、負担の重さに悩む教職員も少なくありません。
その負担を軽減しつつ、部活動の質を高めるためには、デジタルツールの活用が欠かせません。
遠隔指導による専門家の確保、練習動画や楽譜の共有、スケジュール管理の効率化などは、教職員の負担軽減だけでなく、生徒のパフォーマンス向上にもつながります。

私は決算審査でも先日の一般質問でも、こうした環境整備を進めるためには「予算の裏付けが不可欠である」ことを強く訴えてきました。
どれほど良い仕組みを描いても、必要な予算が確保されなければ実現できません。
部活動を持続可能にするためには、まずこの“基盤づくり”にしっかりと投資することが必要です。

また、地域の力による支援も重要です。
都筑区の中川西中学校では、吹奏楽部の楽器老朽化を受け、保護者や地域の方々が「支援する会」を立ち上げ、休眠楽器の寄贈を呼びかけました。
フルート、トランペット、コルネットなど、多くの寄贈が集まり、子どもたちの活動を支える大きな力となっています。
吹奏楽部は楽器の購入や修繕など費用負担が大きい部活動であり、こうした地域の取り組みは非常に意義深いものです。

しかし、地域の善意だけに頼るのではなく、市としても責任を持って支えていく必要があります。
そのためにも、指導員の確保、デジタル環境の整備、活動を支える費用の確保といった部活動の根幹部分に対して、予算をしっかりと投じることが不可欠です。

私は一般質問の場で、こうした現場の実情を踏まえ、需要に応じた予算の拡充を強く求めました。
横浜の子どもたちの未来を守るためには、ここを避けて通ることはできません。

部活動は、学力だけでは得られない力を育む、かけがえのない教育の一環です。
生徒にも教職員にも無理のない、持続可能な部活動を実現するため、引き続き取り組んでまいります。

横浜市会議員:しらい亮次

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