会議日:令和8年2月24日
( 予算特別委員会( 経済局 ) )
外国人就職支援

次に外国人就職支援事業について伺います。
外国人の就職については、予算代表質疑で我が党の関議員からも質問させていただきましたが、私からも焦点を絞って質問をしたいと思います。
我が国の経済状況を考えると、外国人材に活躍していただかないと、サービス業をはじめなりたたない状況もあり、しっかりと取組を進めなければならないと考えます。
そのうえで、大変重要な点が、日本語教育だと考えています。
現場で働く外国人の中には、日本語ができない人が見受けられることもあります。
経済局では、7年度の外国人就職支援事業の中で、アンケートやヒアリングなど実施しています。
そこで、外国人の採用において言語についてどのような課題があったのか、市民経済労働部長に伺います。

外国人材を採用したことがある企業に、採用時に大変だったことについて、アンケ
ート調査を実施したところ、「言葉の壁」が59.7%と最も多い回答でした。
また、外国人材を採用していない企業に理由を尋ねた際も、こちらも「言葉の壁」
が44.4%と最も多くなっており、企業にとって言語面が課題であることが明らかにな
りました。

日本語教育は採用する企業が責任をもって取り組んでいただく必要がありますが、企業には負担も重く教育が行き届かなくなる恐れもあります。
日本語の習得が十分でないと、業務内容の理解が進まないばかりか、安全に関する指示を正しく把握できず、従業員の安全が脅かされる恐れもあります。また、コミュニケーション不足による、職場での孤立が早期離職などのリスクも考えられます。他都市では外国人との共生が課題となっている例も報道されています。出入国在留管理庁の資料によれば、令和6年度の技能実習生のうち、2,951人が行方不明となっているとのデータがあります。離職後に行方不明となる外国人が増えることは地域住民の不安につながり、治安面からも望ましくありません。語学の習得など安定して就業、生活していただくことは本人の生活安定のためにも、企業や地域社会にとっても重要です。
一方で、中小企業をはじめとする事業主にすべての責任を負担することには限界があり、行政の支援も必要であると考えます。
そこで、語学支援について、今後、どのような対策を講じていくのか、局長に伺います。

来日前、母国で日本語教育を受けた方の採用を希望する市内企業に対し、雇用に伴
う負担を軽減できるよう支援を行います。
また、企業でも日本語教育に取り組めるよう、コンサルタント派遣による伴走支援
やセミナーの開催を通じて、語学を身に着けてもらうための情報提供を行います。
さらに、日本人社員向けには、伝わりやすい優しい日本語の表現を学ぶ研修を紹介
することなどを通じて、安心して就労し定着していただける環境づくりに取り組んで
まいります。

外国人材に適切なルールのもと地域で活躍してもらうためには、語学や制度の理解をはじめ、住まいの確保や生活支援など、多方面にわたる支援が必要です。そのため、経済局だけでなく、関係区局が連携して取り組む必要があると考えます。
そこで、多文化共生実現のため、全庁あげて取り組むべきと考えますが、副市長の見解を伺います。

昨年、全庁横断的な多文化共生に関するプロジェクトを設置する取組を行っていま
す。外国人が横浜で暮らすうえで必要な住居・医療、行政手続き、外国人の生活や就
労の状況について、情報を共有し、外国人支援の充実につなげています。
結果的に地域住民の方にとっても理解が進むということで、周りの市民の方々にと
っても効果がある取組だと思っています。今後の取組に関しては、外国人就労に関し
ては、経済局が中心となって事業を進めていますが、共生社会の実現に向けては、区
役所、関係局をはじめ、国や関係機関とも連携しながら、多方面の生活課題の解決に
向けて取り組まなければいけないと認識しておりますので、引き続き全庁を挙げて取
り組んでまいります。

取組が確かな成果につながり、次年度のステップアップに向け、市内企業における人材確保と事業の発展に貢献する力強い支援につながっていくことを期待し、次の質問に移ります。
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