会議日:令和5年10月12日
( 決算第二特別委員会( にぎわいスポーツ文化局関係 ) )
文化施設整備事業(都筑区における区民文化センター等整備予定地活用事業)
次に、都筑区民文化センターの整備について伺います。
都筑区民文化センターは、2017年の都筑区における区民文化センター基本構想検討委員会の答申を踏まえ、都筑区における区民文化センター等整備予定地活用事業により選定された民間事業者によって整備が進められています。都筑区民文化センター基本構想の答申が示される過程においては、区民の皆様が中心となって区民文化センターについて考えるアイデアミーティングが開かれ、基本構想には多くの区民の皆様の思いが込められました。
こちらは、都筑区民文化センターの完成イメージです。ネーミングライツにより、ボッシュホールという愛称が決まりました。
工事現場のそばを通ると、徐々にこの完成イメージに近づいてきていることがわかり、周辺にお住まいの方をはじめ、多くの区民の皆様からの期待の声もいただいております。
そこでまず、
(1) 都筑区民文化センターの現在の整備状況について、《文化芸術創造都市推進部長》に伺います。
令和4年1月に着工し、5年5月から地上部分の工事が始まりました。
現在、工事は順調に進んでおり、6年9月までにしゅん工し、本市に引き渡される予定です。
その後、開館準備を経て、7年3月頃に開館を迎える予定です。
港北ニュータウンの中心部に、新たなランドマークとしての都筑区民文化センターが完成すれば、多くの魅力的な公演が行われることと思います。著名な芸術家による公演が開かれれば、これまで都筑区に足を運んだことのない皆様が来館することも期待されます。新たに都筑区を訪れた皆様に、都筑区の魅力を発見していただき、別の機会にも訪れてみたいと思っていただけるような仕掛けができれば、都筑区のさらなるにぎわい創出につながっていくのではないかと考えます。今、指定管理者の公募をしている最中だと聞いておりますが、改めて、この都筑区民文化センターは、本当に地元の方々の悲願であったことをお伝えします。
これは地域の皆さまが区民文化センターの前身の夢スタジオに集まって、建設のための決起大会をしている様子ですが、この区民文化センターは地域の方たちの文化に対する想いの集大成です。そもそもこの土地は、区画整理事業の際に、都筑区の文化発展のためにと坪2万円足らずで土地を売却した方たちのお陰で確保できています。既に亡くなってしまった方も多いですが、そうした歴史や地元の方々の気持ちをしっかりと感じ取り、地域と連携していくことが不可欠だと思いますが、
(2) 公募にあたって、指定管理者に何を求めているか。《文化芸術創造都市推進部長》に伺います。
指定管理者には、地域のにぎわい創出に向け、敷地を共にしており周辺のにぎわい醸成にも意欲的なボッシュ株式会社や、地域の団体等との連携についての提案も求めています。これは、指定管理者の選定における評価項目の一つでもありまして、応募者には、積極的な提案を期待しているところです。
くさま剛 前議員が、自民党内部からヤジを飛ばされながらも実現に導いたこの施設が、完成をきっかけに、多くの皆様にとって文化芸術がより身近なものとなってほしいと思います。
また、センター北と南のど真ん中の位置での区民文化センターの整備は、渋滞対策と、歩行者動線の確保が欠かせません。特に歩行者動線の確保については、地元の敷田県議とくさま前市議が連携し、県警や区役所との調整を行っていたと聞いていますが、
そこで
(3) 都筑区民文化センターの歩行者動線確保についての協議進捗と、課題認識について局長に伺います。
都筑区民文化センターは、幅員が10メートルを超える車道を隔てて立地することから、安全な歩行者導線の確保は重要な課題であると認識しております。
現在、センター北駅から区民文化センターまでの連続した歩行者動線の確保に向けて、都筑区が中心となりまして、交通管理者等との協議を進めているところです。局としても、引き続き区と連携して取り組んでいきます。
これもくさま市議が現職時代、何度もこの場で議論させていただいている課題でもありますので、後継者としてしっかりと仕上げていきたいと思います。また、センター北駅周辺の車の渋滞に関しては、私も会議に入っておりますが、ノースポート前の道路を1日だけ一方通行にする等社会実験を進めています。あらゆる手をつくし、渋滞問題をなんとかする決意を表明して次の質問に移ります。
次の質問は、【文化施設整備事業( 富裕層を意識した取組と三溪園の魅力づくり)】です。
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