令和6年度

⑥ 令和6年度予算第二特別委員会【公園のまちヨコハマ】答弁

会議日:令和6年3月3日
( 予算第二特別委員会( 環境創造局 ) )

公園のまちヨコハマ 【みどりアップ推進課】

しらい亮次

次に「公園のまちヨコハマ」について伺います。

市長はインクルーシブな公園づくりや子育て環境の充実などに取り組む「公園のまちヨコハマ」を新たに推進していくと打ち出しました。

私自身これまで公園愛護会の活動促進や、公園の再整備に関する提言を行っており、今回の取組について関心をもっています。公園のまちヨコハマということは、日本で1番を目指しているんだろうと思いますが、

しらい亮次

(1)今回「公園のまちヨコハマ」を推進する狙いについて局長に伺います。

局長

本市には身近な公園から大規模な公園まで、実に約2,700もの多彩な公園があります。公園は地域の皆様に安らぎと活力をもたらす、暮らしに欠かせない貴重な財産です。特に、子育て世代も多く集う身近な公園は、政令市一の数となっています。

これらの公園を市民の皆様に安全・安心に利用して頂きながら、より一層柔軟に使いこなし、まちづくりと連動させることで、「公園のまちヨコハマ」としてのブランド力の向上と子育て環境の充実を図っていきます。

しらい亮次

公園の施設を設置管理する民間事業者を公募により選定するPark-PFIを利用する動きが全国的に広がっており、横浜においても公園の利活用を進め、地域のニーズに応えるとともに、社会的な課題の解決等にもつなげていくことが期待されます。

しらい亮次

そこで、

(2)「公園のまちヨコハマ」の令和6年度の具体的な取組についてみどり政策推進担当理事に伺います。

みどり政策推進担当理事

中区の本牧市民公園でインクルーシブ遊具広場の設計を進めるとともに、港南区、栄区のこどもログハウスをリノベーションし、夏の暑さ対策のための空調設備などの整備を進めます。

また、公園愛護会と連携したイベントの実施など、地域の活性化に取り組むとともに、公園の受動喫煙対策も着実に進めていきます。

さらに、大通り公園において、民間事業者と連携してリニューアルを進めるなど、公園の新たな賑わいの創出と地域の魅力向上につなげていきます。

しらい亮次

「公園のまちヨコハマ」という一体の取組として、今後、様々な事業を連携して進めていくようですが、私はそのなかでもインクルーシブな公園づくりに注目しています。

わが党のマニュフェストにおいてもインクルーシブな公園づくりの推進を掲げており、令和4年、令和5年の予算代表質疑で鈴木太郎議員より公園のインクルーシブな遊び場の整備について質問しています。

インクルーシブな社会の実現に向け、障害のある人もない人も誰もが楽しめる公園の整備を進めることは大変重要であると考えます。

しらい亮次

そこで、

(3)インクルーシブな公園づくりの進め方について、みどり政策推進担当理事に伺います

みどり政策推進担当理事

子どもをはじめ、誰もが公園で豊かな時間を過ごし、楽しめるよう、多くの方々にご利用していただける市内の大規模な公園において、インクルーシブ遊具広場を備えた公園を、小柴自然公園を含め市内4か所方面別に整備する予定です。

これらの整備で得られる様々な知見も生かし、今後の公園の新設整備や再整備において、園路やサイン、トイレなども含め、誰もが使いやすい公園づくりを進めていきます。

しらい亮次

子どもたちのために良い遊びの環境が広がるよう、整備を進めていただきたいと考えます。また、我が党のおさかべ議員が子ども青少年局の局別審査でも触れていましたが、子育て環境の向上を目指して「公園のまちヨコハマ」を謳うのであれば、おむつを履いていてプールに入れない子どもたちのために水遊び場くらい作ってあげてください。

一方で、公園は子ども達の遊ぶ場としての役割のみにとどまりません。 様々な世代が身近にスポーツを楽しむことのできる場の充実など、個別の公園毎の多様なニーズに対応していくことを要望し、次の質問に移ります。

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