会議日:令和5年10月16日
( 決算第二特別委員会( 財政局関係 )
都筑区あゆみが丘市有地の利活用
それでは、次に私の地元である都筑区のあゆみが丘に所在する市有地について伺います。
都筑区には、区の北寄りにあゆみが丘という町名のエリアがありますが、その中に比較的面積の大きい市有地があります。
この市有地は、未利用の状態が続いていることから、今後の利活用について地域の皆様は高い関心をお持ちであり、草間剛前市議も以前質問をしていましたが、私もその動向を大変気にしているところです。
そこで、
(1)未利用となっている理由について、ファシリティマネジメント推進部長に伺います。
当該市有地については、平成12年に公益的施設の立地を目的として取得しています。
これまでも、福祉施設などの土地利用を検討してきましたが、都市計画上の制約等から、現時点においても未利用のままとなっています。
4年度には、民間活力を活かした土地利用の可能性について検討するため、民間事業者の方に、立地に対する意見や活用方法などの提案をお聞きするサウンディング型市場調査を行いました。
そこで、
(2)サウンディング型市場調査の結果について、ファシリティマネジメント推進部長に伺います。
サウンディング調査では、民間事業者の方から、当該地の落ち着いた住環境について、一定の評価をいただきました。
また、具体的な意見として、
・ 現在の都市計画では規制されている、戸建等の住宅系で活用したい
・ その場合、地域防災に供する施設など様々な形での地域貢献施設の設置も可能である
など、利活用の参画に前向きな声を多くいただきました。
戸建住宅等の住宅系で活用したいとの御意見をいただいたとのことですが、当該地は、市営地下鉄 中川駅から徒歩圏でもあり、仮に戸建住宅地となれば、若い世代などの新しい住民が増えることで多世代交流が生まれ、地域の活性化にもつながると期待したいところです。
ぜひ未利用の状況を早期に解消するよう進めていただきたいと考えます。
そこで、
(3)現在の検討状況と今後のスケジュールについて、ファシリティマネジメント推進部長に伺います。
これまでの当該地をめぐる経緯及びサウンディング調査の結果等も踏まえ、現在、近隣と調和した戸建住宅を中心とした土地利用を行いたいと考えており、今年の9月1日に地元説明会を開催し、御説明いたしました。
今後の進め方としては、地元の合意形成を図った上で、早期に都市計画の変更手続に着手できるよう、関係区局と連携して取り組んでいきます。
土地利用のイメージとして、
〈このスライドの図を地元説明会で示したと聞いていますが、〉
今まで空地だった比較的大きな土地が新たな用途で活用されていくことは、周辺にお住いの方々には少なからず影響があるかと思います。
そこで、今後の利活用の検討にあたっては、
(4)地域の声をよく聞きながら進めてほしいと考えますが、ファシリティマネジメント推進室長の見解を伺います。
当該地は、交通の便が良く閑静な住宅地の中にある貴重な大規模な土地でございまして、利活用の検討にあたりましては、これまでも、地元説明会に加え、町内会の方々とも意見交換をさせていただいております。
引き続き、地域の皆様の声に耳を傾けながら、地域課題の解決や魅力あるまちづくりにつながるよう検討を進めてまいります。
あゆみが丘は都筑区内にある貴重で、大きな土地であり、地域のために利活用を進めることはとても大切です。加えて、財政ビジョンの趣旨を踏まえ、未利用となっている土地などの価値を最大化し、適正化を推進していくことも、大変重要なことです。 ぜひ、地域の皆様に丁寧に説明しながら、適正化の取組が着実に実を結ぶよう進めていただくことをお願いし、次の質問へ移ります。
次の質問は、【委託契約における市内中小企業への優先発注】です。
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